戻る HOMEへ
振り子型粘弾性測定装置

振り子型粘弾性測定装置
写真左側がコントローラ、右側が測定装置本体です
[ 振り子型粘弾性測定装置 外観 ]

本装置は、塗膜状に置かれた刃先を支点とする剛体振り子の自然減衰運動の変化を検出し、
その周期と対数減衰率を連続的に出力する事により、塗膜の初期軟化温度をとらえようと
するものです。
 塗料や接着剤など、温度変化によって性状変化するものを、実使用時の薄膜状態で性能を
モニターできます。
パソコンにてリアルタイムに状態変化が確認でき、プリンターの出力も可能です。
この計測データはPC内臓ハードディスクに格納されますので、後で再度確認が可能です。
また、温度パターンは温度プログラム調節計で自在にコントロールが出来ます。


〔構成〕
本装置は、次の機器で構成されています
    * 粘弾性測定器・本体(剛体振り子を含む)
    * コントローラ
    * データ処理パソコン一式
〔機器詳細〕
本体
寸法 :  250(W)×180(D)×350(H)、重量 :  約 15 kg
試験板台 :  マグネット式
振り子昇降 :  オイルダンパーリフターによる半自動方式
振り子加振 :  電磁石吸引方式(全自動)
振幅検出 :  CCD半導体ラインセンサー(横幅1024bit分解能)
熱版 :  銅板(寸法60×30、MAX250℃)
コントローラ
寸法 :  430(W)×400(D)×310(H)、重量 : 約 10 kg
電源 :  AC100V 5A
温度プログラム調節計を内蔵






[ 振り子型粘弾性測定装置 PCディスプレイ画面 ]
PCディスプレイ画面