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毛細管式自動粘度測定装置

         [ 自動粘度測定装置(型式 DT552)外観 ]


 高分子化学分野では種々の液体粘度測定が行われています。
本装置は、その粘度測定(ガラス製毛細管式粘度計使用)において、
粘度管の測定球へのサンプル液供給から、動粘度測定並びにその測定結果
出力までの一連の操作が簡単で自動的に行える自動粘度測定装置です。


特徴
液面検出に光ファイバーを使用し、正確な落下時間の計測が可能です
(独自の液面感知システムを採用のため、センシングの信頼性が高い)
  使用ファイバー:標準タイプ
  使用可能温度範囲:40〜50℃
   (オプションにて高温タイプ+300℃間で使用可能です)
色付試料にも対応できる高周波液面センサー HF-300タイプも別途あります
比較的高粘度でも測定が可能なように設計されています
長年の実績から、演算や測定手順の変更に対応可能 です
演算計算式は別途打ち合わせにより決定します
           ・・・・・・・・・・  計算例はこちらに参考例があります


全自動タイプも 
あります

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装置の構成と仕様
 * 制御計測ユニット 〔 サイズ:450×320×480 〕
   1/100秒までの測定が可能。
   タッチパネルによる設定と測定データの閲覧      [ 操作パネル画面例を表示 ]
   プリンタ出力を有し、オプションで測定データの通信出力も可能です
                                [ プリント出力の例を表示 ]
 * 精密恒温槽 〔 サイズ:550×460×585 〕(冷却ユニット・スペースを含む)
   標準粘度管1本掛け
 * 温度コントローラ
   温度範囲 20〜40℃ ±0.02(安定度)、 電子冷却ユニット(室温 10〜35℃)
      ・・・・・温度範囲は別途仕様変更も可能です
 * 電磁弁ユニット    〔サイズ:230×360×520〕
   接液部は全てテフロン及びガラス(一部シリコンゴム)、 排出用ポンプなどを内蔵
 * 光電変換ユニット(オプションにより色サンプル用もあります)
   独自の液面感知システムを採用
 * オートサンプラー   〔サイズ:320×550×400〕
   標準、100 ml三角フラスコ6本掛け(別途 8本掛け 10本掛けも可)
 * 専用毛細管粘度計    粘度管 :ウベローデ改良型(専用特注品)
    指定の溶媒、測定温度測定秒数に基づいて製作します

●測定粘度範囲(目安) : 
  相対粘度2.5〜3程度までの溶液粘度(溶媒により多少変動します)
  四塩化メチレン(ポリカーボネート)等、低沸点溶剤での対応実績も有ります

 電源 : AC 100 V  15 A Max

付属ユニット    廃液瓶2L(廃液上限センサー付)

納入実績
次の各大手メーカー様(敬称略)に多く出荷し、稼動実績があります
   三菱化学(株)、(株)ダイヤ分析センター、JSP(株)
   MKV、JSR(株)、四日市合成(株)、ブイテック(株)
   リスパック(株)、三菱化学ポリエステルフィルム(株)
   (株)住化分析センター、日本エイアンドエル(株)、味の素(株)
   日本油脂(株)、三菱ガス化学(株)、油化シェルエポキシ(株)
   テクノポリマー(株)、(株)三菱化学科学技術研究センター 等